緑内障の手術を受けた後の注意点

涙や目やにも注意!緑内障の手術を受けた後に気をつけておくべきこと

眼圧を下げるための点眼薬・手術

基本的に緑内障の治療は症状に合わせた「点眼薬」を使用することになりますが、場合によっては手術によって治療を受けることもあります。点眼薬の作用だけでは眼圧が下がらない場合には、手術で眼圧を下げていくことになるので、手術を受けなければならないケースもあるということをよく覚えておきましょう。

もちろん基本は点眼薬での治療となりますから、もし手術を受けてもその後は点眼薬による治療を続けていくことになりますし、手術を受けるべきか症状が今ひとつ曖昧な場合も、まずは点眼薬を使って様子を見ることになります。どうしても手術を受けなければ眼圧を下げることができない時には、皆さんの緑内障のタイプに合わせた手術法によって治療が行なわれていきます。

緑内障の発症メカニズムはそれぞれ異なっているので、手術法にも違いがあるのです。ただ眼圧を下げるために行なうことには変わりはありませんから、完治させることを目的とした手術ではなく、眼圧を下げて症状を安定させるための手術であることをしっかり理解した上で治療を受けるようにしてください。

術後の経過によっては合併症の恐れも

そんな「緑内障」の手術は比較的安全性が高く、近年では失敗例も少なくなってきているのですが、術後の経過によっては合併症を引き起こす恐れもあるため注意が必要です。とは言っても、術後の定期検診を受けて安静を保っていれば合併症が引き起こるリスクも低くなり、今まで通りの日常生活を送ることもできますから、手術に対してあまりナーバスにならないようにすることも大切です。

そして術後についても注意点を気をつけておけば安心して生活を送れるようになりますので、ここからは緑内障の手術を受けた後の注意点についていくつか見ておくことにしましょう。

日常生活における様々な注意点

まずは日常生活に関わる注意点ですが、手術後1?2週間は目に水が入ることを避けるために洗顔や洗髪などを控えるようにしてください。洗顔に関しては濡らしたタオルで軽く顔を拭く程度にしておき、顔に直接水をかけることはしないよう注意です。

洗髪に関しても目に水が入ってしまう恐れがあるので、仰向けになって洗髪できる美容院に行くなど、目に水が入ることを避けるようにしましょう。入浴については首から下であれば湯船に浸かっても問題ありませんが、その際にも顔には水がかからないよう十分に気をつけてください。

その他、仕事や家事については身体をたくさん動かすことはできるだけ避けるようにし、激しいスポーツなども最低1ヶ月間は控えることが必要となります。軽いウォーキングや散歩などは手術を受けた翌日からでもOKサインが出ますが、決して無理はせず適度に身体を動かすことを心がけておきましょう。

術後は涙や目やにの量にも注意して

また、アルコールやニコチンの摂取を避けることも注意点として挙げられるので、お酒やタバコも控えるようにしてください。毎日のようにお酒を飲んだりタバコを吸ったりしている皆さんにとっては辛いかもしれませんが、これも術後の経過を良好に保つためです。この機会にお酒の量やタバコの量について考えてみると良いでしょう。

そして緑内障の手術を受けた後には、涙や目やににも注意が必要です。涙がたくさん出る、目やにが出るといった場合には目に何らかの異変が起きていることが考えられます。先に述べたように術後は合併症が引き起こりやすくなっています。まずは眼科を受診して症状について相談し、しっかり対処してもらいましょう。