視野検査で緑内障の進行状態をチェック

見えている視野がわかる!「視野検査」で緑内障の進行状態をチェック

緑内障の予防はまず眼科での検査から

自覚症状が見られない「緑内障」は、症状が現れているにもかかわらず放置してしまうケースも多く、知らず知らずのうちに悪化していることも少なくありません。緑内障は一度発症すると完治することのない病気ではありますが、治療をせず症状を放置しておくと、最終的には失明してしまう恐れもあります。

ただ、自覚症状がないため症状が現れているかどうかが分からず、緑内障であることに気付いた頃にはかなり症状が進行していた、ということは決して珍しいことではないので、緑内障という病気には前持った予防が必要不可欠となっています。最悪の事態を免れるためには、まず眼科での検査を受けることが重要とされています。眼科では緑内障を診断するために様々な検査を受けることができるようになっていますので、かかりつけの眼科を受診して一通りの検査を受けることから予防を始めていきましょう。

もし検査を受けた結果、緑内障の恐れがある、または緑内障を既に発症しているということが分かれば、すぐに治療を始めることで症状の悪化を防ぐことができます。完治しない病気である緑内障でも、治療をすることでこれ以上症状が悪化してしまうことを防いでいくことができますから、早めの段階で緑内障を発症していることに気付けるよう、定期的に眼科を受診することをおすすめします。

現在の視野をチェックする「視野検査」

では、緑内障であるかどうかを診断する際にはどのような検査を行なっていくのでしょうか?ここでは視野をチェックするための「視野検査」について見ておきたいと思います。緑内障は視野が欠けてしまう病気であるため、視野検査によって現在皆さんが見えている視野をチェックすることで、緑内障を発症している状態かどうかを判断することができるようになっています。

視野検査には「視野計」と呼ばれる器具が使われますが、皆さんはこの視野計の窓部分に顎を乗せて顔を固定し、中心にあるマークをじっと見つめた状態で検査を受けることになります。マークを見つめ続けていると、その周辺には上下左右に小さな光が点滅します。皆さんは光が点滅したことが分かったら、ブザーを押して見えていることを医師へ伝えてください。見えていない場合はブザーを押さない、ということになりますので、検査結果としては一部欠けている視野があると診断されることになります。

視野検査は片目ずつ行なっていき、計30分程度の時間を要します。少々時間がかかってしまう検査ですが、途中で検査に疲れた場合は休憩を入れながら行なっても構いません。もし目が疲れた、肩や首が疲れてきたと感じた場合にはすぐに医師へ相談して検査を中断してもらうようにしましょう。

様々な検査を受けて緑内障の診断を

このような視野検査では、緑内障の症状における視野の範囲を調べることができるようになっています。徐々に進行していく病気である緑内障は、自分でも気付かないうちに視野が欠けていることがあります。見えていると思っていた部分でも、視野検査を受けてみたら実際には見えていなかったなど、思いもかけない目の状態になってしまっていることもあるので、今は特に目に異常は感じていない、という皆さんもまずは検査を受けて自分の視野をチェックしてみましょう。

視野検査を受けて始めて緑内障の恐れがある、と診断される人も多いですし、他にも眼圧を測定する「眼圧検査」や原発性の緑内障を見分ける「隅角検査」などを受けることで緑内障を発症していることが分かる場合もあります。様々な検査を受けることで目の状態を診断してもらえますので、皆さんも眼科で定期的に検査を受けるように心がけておきましょう。