緑内障種類別の症状の違いをチェック

症状の違いをチェック!種類によって異なる症状が現われる緑内障

放置しておくと危険な状態になり得る「緑内障」

視野が狭くなり、最終的には失明してしまう恐れもあるのが「緑内障」の怖いところです。さらに自覚症状もほとんど見られないということで、初期段階で自らが緑内障であることに気付くケースは非常に稀です。単なる眼精疲労だと感じてしまっている人も多く、気付いた頃には症状が悪化していることも少なくありません。

このような緑内障の発症を防ぐためには、やはり定期的な検診を受けて目の状態を把握しておくこと、生活習慣に気を遣い健康的な日々を送ること、疲労やストレスを溜め込まないことが必要です。

緑内障は生活習慣とも関わりが

緑内障は「目の成人病」とも呼ばれるほど、普段の生活習慣との関わりが深い病気です。私達は生活習慣の乱れによって様々な病気を発症しやすくなりますが、緑内障もその一つというわけですね。緑内障は目の病気ですが、食生活の乱れや運動不足といった不規則な生活によっても引き起こる病気ですので、自ら始められる予防策としても生活習慣の見直しは欠かさないようにしておきましょう。もちろん、緑内障を発症後も規則正しい生活習慣を送ることは必須です。症状が悪化しないよう、治療を続けながら健康的な生活を心がけていきましょう。

以上のような特徴のある緑内障ですが、実は非常に様々なタイプのある病気でもあります。一口に緑内障と言っても全ての人に同じ症状が現われるわけではなく、症状が現われる原因や時期、治療法などについてもそれぞれ異なる点があるものです。ここからは緑内障の種類について見ていくことにしましょう。

原発性の緑内障、急性の緑内障

まずは原発性の緑内障である「原発開放隅角緑内障」と「原発閉塞隅角緑内障」です。原発開放隅角緑内障は「シュレム管」が詰まってしまうことで眼圧が上昇し、症状を発症してしまうタイプの緑内障で、一般的に近視の人がなりやすい緑内障とされています。特に「強度近視」など非常に視力が低下している状態の皆さんは注意しておきましょう。また近親者に緑内障を発症している人がいる場合も、遺伝によって原発開放隅角緑内障を発症しやすいと見られています。

では、原発閉塞隅角緑内障はどのような緑内障なのでしょうか?同じ原発性の緑内障でも”閉塞隅角”ということで、隅角と呼ばれる部分が塞がり房水の流れが悪くなることが原因で起こります。突然目の痛みや頭痛などの症状が発生する「急性緑内障」もこのタイプの緑内障となります。反対に原発開放隅角緑内障は慢性的な症状が多く、眼精疲労が長く続くなどの症状が徐々に強まり、結果的に緑内障を発症してしまうケースが見られています。

眼圧に問題がない「正常眼圧緑内障」

また、その他「正常眼圧緑内障」と呼ばれる詳しい原因が解明されていないタイプの緑内障もあります。元来、緑内障というと眼圧が高くなることで発症する病気と考えられていましたが、正常眼圧緑内障の場合は眼圧に問題がないにもかかわらず、緑内障を発症してしまう病気となっています。上記の原発性緑内障の中では、原発開放隅角緑内障の方に当てはまるタイプですが、眼圧と隅角には問題がなく、また違った問題を抱えていることが原因だと考えられています。

例えば頭痛持ちである、慢性的な眼精疲労を抱えている、冷え症である、血行不良であるなどの症状を抱えている場合は、眼圧や隅角に問題がなくても緑内障にかかる恐れが高いと見られています。このような症状があることで視神経が傷つきやすく、緑内障になりやすい状態となってしまっているのです。同じ緑内障でも様々なタイプがあることをよく知っておくようにしましょう。