近視の人は緑内障になりやすいの?

近視の人は緑内障になりやすいの?視力の低下による症状の影響も

近視の人は緑内障になりやすいの?

突然ですが、皆さんの視力はどのくらいの数値でしょうか?視力は1.5や0.7などの数値で表されることになりますが、人によっては0.01など非常に数値の低い場合があります。これは「強度近視」と呼ばれる近視の症状で、緑内障になりやすい状態とも言われています。中でも「正常眼圧緑内障」になりやすいとされているため、眼圧が高くない場合でも強度近視である皆さんは緑内障の危険性が高いと見られているのです。

これまで緑内障は眼圧が高い場合にのみ現れる症状と考えられてきましたが、近年では眼圧の高さに関係なく、様々な原因によって視神経がダメージを受け、緑内障を発症するケースが増加してきています。正常眼圧緑内障はその一つで、眼圧が高いという原因ではなく、例えば強度近視によって薄くなった網膜の視神経は傷つきやすくなっていることから、少しの刺激が加わっただけでも視神経はダメージを受けてしまい、徐々に緑内障の症状が進行してしまう、というケースなどが挙げられます。

このように、眼圧の高さだけではなく視力の低下が影響して緑内障を発症することもありますので、特に強度近視である皆さんは目の健康に十分に注意していきましょう。

強度近視からの緑内障を防ぐ!

では、強度近視による緑内障の発症を防ぐためにはどのように対処すれば良いのでしょうか?近視は視力が著しく低下している状態ですので、やはり少しでも視力を回復することが必要です。

とは言え、一度低下した視力は簡単に回復させることができるものではありませんから、まずは日頃から目を大切に扱っていくことから始めていきましょう。近視の皆さんは視力が良い人に比べて目が疲れやすく、疲労も溜まりやすくなっています。そのため、視神経にもダメージが加わりやすくなっているので、視神経を傷つけないためにも目の疲れをしっかり取ることが重要です。

例えば、目が疲れてきたなと思ったらすぐに目を閉じて休める、力強くギュッとまばたきをして目の周りの血行を良くする、蒸しタオルなどで目の周りを温める、毎日睡眠をしっかり取る、目の体操をしてリラックスさせるなど、眼精疲労が溜まらないような習慣をつけてみることをおすすめします。

緑内障予備軍にならないようにするためには

近年ではパソコンを前に仕事をする人も増えてきていますし、プライベートでもスマートフォンやタブレット端末などの画面を凝視する時間が長くなってきているものです。さらにはゲームをしたり、テレビを見たりといった習慣がある人も多く、自分が思っている以上に目を酷使してしまっていることも考えられます。

緑内障は中高年の皆さんがかかりやすい病気として知られていますが、普段から目を酷使することが多い皆さんの場合は、20代や30代でも緑内障になってしまうリスクが高い状態になります。このような「緑内障予備軍」にならないようにするためには、とにかく目を使うことは程々にしておくこと、疲れたらすぐに休めることを心がけておくことが第一です。仕事中でも目が疲れたら休み、必要以上に酷使することのないよう一人一人が気をつけておきましょう。

また、毎日の食事では眼精疲労を回復するためにしっかりと栄養を摂り、適度な運動をするなど生活習慣を正すことも緑内障予防には最適です。もちろん、既に緑内障を発症してしまった皆さんも、生活習慣を正すことによって症状の進行を抑えることが可能ですから、医師の治療を受けることと共に自分自身で生活習慣を改善していく努力も忘れないようにしましょう。