親から子供へ遺伝する緑内障

緑内障は親から子供へ遺伝するもの?

病気によっては親子で遺伝してしまうこともありますが、緑内障も親から子供へ症状が遺伝するようなことはありますか?

親から子供への遺伝による緑内障の発症例もあります。

緑内障は眼圧が高くなることで発症するため、原因は患者である皆さん自身にあるものと考えられがちですが、場合によっては親から子供への遺伝によって緑内障になってしまうこともあります。もし皆さんの親が緑内障であったり、兄弟や姉妹、親戚などの血縁関係に緑内障を発症している人がいたりする場合には、皆さん自身も遺伝によって緑内障を発症するリスクが高いと見られます。特に2人以上の緑内障患者が血縁関係者の中にいる場合は、遺伝が起こりやすいと考えられています。

もちろん、遺伝が起こりやすいというだけで実際には緑内障にならないケースもありますし、全ての人が遺伝の例に当てはまるわけではありませんが、遺伝による緑内障の発症例もある、ということを覚えておくようにしましょう。緑内障の基本的なメカニズムは、眼圧が高くなることで視神経がダメージを受けて発症する、ということになります。

親や兄弟・姉妹などの遺伝によって緑内障を発症するケースよりも、皆さん自身が緑内障を発症しやすい要因を抱えているケースの方が多いので、血縁関係に緑内障の患者がいない場合もやはり発症予防に努めていく必要があります。緑内障の血縁関係者がいないから緑内障を発症する心配はない、ということでもありませんから、皆さんも自分ができることから緑内障予防を始めていきましょう。

緑内障は自覚症状がないことで有名な病気であるため、症状を早期に発見するためには検査を受ける他に方法はありません。緑内障の検査は眼科で受けることができますので、皆さんもまずは検査で自分の目の状態をチェックしてもらうと良いでしょう。

ただ、一度だけ検査を受けて「緑内障ではない」と診断されても、心配が完全に消えたわけではありません。緑内障の症状は年齢が高くなるごとに現れやすくなりますし、さらに徐々に進行していくという特徴も持っていますから、定期的に眼科に通って検査を受けることが大切です。自分自身の目を守るためにも、かかりつけの眼科を探して通うことをおすすめします。