近視だと緑内障にかかりやすい?

近視だと緑内障にかかりやすいですか?

私はかなり視力が低く、いつも度が強いメガネをかけています。私のような近視の人は緑内障にかかりやすいんでしょうか?

近視の皆さんは非常に緑内障にかかりやすい状態です。

近視の状態は網膜が薄くなり、視神経もダメージを受けやすくなっています。緑内障という病気は視神経がダメージを受けることによって発症するため、近視の場合は視力が良い場合に比べて緑内障の発症率も高いと見られています。特に度が強いメガネをかけている皆さん、視力が0.01など非常に数値が低い皆さんは「強度近視」と呼ばれ、緑内障の発症リスクも通常の近視よりも高くなるので、より緑内障の予防には注意していかなければなりません。

緑内障は一度発症すると完治はせず、生涯病気と付き合っていくことになります。眼科で治療は行ないますが、あくまでも眼圧を下げるための治療であって、失った視野を回復させるための治療ではありません。これは眼圧が高くなる原発性の緑内障の場合、正常眼圧緑内障の場合も同様です。近視の皆さんはどちらかというと、眼圧が正常値の場合に発症する「正常眼圧緑内障」にかかりやすいと見られているので、眼圧が正常値であっても近視である場合は緑内障の発症リスクが高い、ということをよく覚えておきましょう。

もし緑内障を発症してしまった場合は、すぐに治療を始めることが大切なので、早期発見ができるように定期的に眼科に通って目の状態をチェックしてもらうことをおすすめします。

また、近視の皆さんはメガネやコンタクトレンズなどで視力矯正をしている場合がほとんどかと思いますが、現在使用しているメガネやコンタクトレンズの度はしっかり合っているでしょうか?もし度が合っていないような場合は、目に大きな負担をかけてしまっていることが考えられますし、緑内障の症状を進行させる要因にもなりかねないので注意が必要です。

度が合わないメガネやコンタクトレンズは眼精疲労を引き起こす原因にもなりますから、目の状態をチェックするだけではなく、普段皆さんが使用しているメガネやコンタクトレンズの度が合っているかどうかについてもこまめに確認しておきましょう。眼科では視力検査も受けられますから、いつも自分に合ったメガネやコンタクトレンズを使うよう心がけてみてくださいね。