緑内障以外の目に関わる病気

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年齢と共に目にも変化が、老化が影響している様々な目の病気

目の状態の変化と年齢は切っても切れない関係性とされています。老化に伴って目にも様々な変化が現れるようになり、病気を発症するリスクも高くなります。目の病気と一言で言っても種類は非常に多く、中でも老化によって発症しやすくなる病気が目立ちます。ここからは老化が影響している様々な目の病気について見ていくことにしましょう。

視野が欠けてしまう「緑内障」

老化によって発症リスクが高まる目の病気としてまず挙げられるのは「緑内障」です。緑内障は視野が欠けてしまう病気で、一般的には眼圧が高くなることで発症すると見られていますが、眼圧が上昇していない場合、眼圧が正常値である場合にも「正常眼圧緑内障」を発症してしまうこともあるので、例え眼圧が正常値であっても緑内障を発症する恐れはある、ということをよく理解しておきましょう。

また緑内障は自覚症状が見られないことから、発症していることになかなか気付かないこともあります。一度発症すると完治することはないので、できる限り早く発症に気付くためにも、定期的に眼科で検査を受けるようにしましょう。

「白内障」の治療法は手術のみ

緑内障と似た名称の病気に「白内障」がありますが、白内障もまた老化によって発症しやすくなっています。緑内障とは全く違った症状の現われる病気で、水晶体が白く濁るといった症状が現れます。水晶体が白く濁ると視界がかすんで見えにくくなりますが、この症状は手術を受けることによって緩和させていくことができます。

白内障の治療法は手術のみとなっていますので、白内障を発症してしまった場合は手術を受けることについて十分納得した上で治療をしていきましょう。ちなみに白内障と上で紹介した緑内障は併発しやすい病気でもあります。どちらも年齢を重ねるごとに発症しやすくなりますから、併発にも注意しておきましょう。

「飛蚊症」の予防・改善は日頃の生活習慣から

このように緑内障や白内障などは老化に伴って発症リスクが高まりますが、もう一つ老化が大きく影響している病気があります。それが「飛蚊症」です。飛蚊症は視界に小さな黒や白の点、糸状の浮遊物が見える病気のことで、ガラス体に活性酸素が溜まってしまったことが原因で発症します。根本的な原因としては紫外線やブルーライトなどを浴びることなのですが、不規則な生活を送っている場合にも活性酸素は溜まりやすくなりますから、飛蚊症を防ぐためには規則正しい生活を心がけることも重要な対策となっています。

また、飛蚊症は現代の医療では確実な治療法もないため、まずは皆さん自身で発症しないよう予防していくことが必要です。年齢に負けない健康的な目を守ることができるよう、日頃の生活習慣から改善していくと良いでしょう。

若年層でも目の病気には気をつけて

こうした目の病気には老化が大きく関わっていますから、私達は年齢が高くなるごとにより注意を高めていかなければなりません。まずは予防を心がけること、もし発症してしまった場合にも適切な対処を取って症状を治療または改善させていくよう努めていきましょう。

とは言え、老化だけが目の病気を発症させる要因ではなく、若年層の皆さんでも眼精疲労が溜まっていたり、ストレスが溜まっていたりすると目の病気にかかりやすくなります。血行不良や冷えなども影響しますし、もちろん生活習慣についても見直すことが大切です。特に上記で紹介した中では、緑内障の発症に注意が必要です。緑内障は中高年層に多い病気ですが、若年層の皆さんでも発症する確率が高いので、皆さんができることから予防していきましょう。

老けて見えてしまうこともある目のくま・くすみは早めに対策を

目のくま・くすみ対策は早めに!

目の下にくまがある、まぶたのくすみがひどい・・・と悩んでいる皆さんはとても多いかと思います。特に女性の皆さんはくまやくすみがあるとメイクの大きな妨げにもなりますし、メイク前の素顔を見られるのがイヤ!と感じてしまう皆さんも少なくないのではないでしょうか?くまやくすみはメイクでは隠すことが可能ですが、やはりスッピンでもいつまでもキレイでいたいですよね。

そこで必要となるのが、早めのくま・くすみ対策です。くまやくすみは老けて見えてしまう原因の一つでもあり、顔色が悪く不健康な印象も与えてしまいます。元気で明るい印象を相手に伝えるためにも、くまやくすみはスッキリ解消しておくことが大切です。ここからはくまやくすみの対策について見ていくことにしましょう。

睡眠不足の改善でくま・くすみを解消

くまやくすみは目の周りの血行が悪くなっていることが原因で生じるので、基本的な対策法としては、やはり血行不良を改善していくことになります。普段から手足が冷えやすい、という「冷え症」の皆さんは特に血行不良になりやすいのですが、目を酷使するなど目が疲れていることが多い皆さん、近視である皆さん、運動不足や睡眠不足である皆さんなども、同じく目の周りの血流が悪くなりやすいと見られています。

中でも睡眠不足が影響して「翌朝目の下にくまができてしまった」というケースは非常に多く、くまやくすみの対策にはいかに睡眠が重要かが分かります。血行不良の改善には第一に健康的な生活習慣を心がけることが挙げられますので、睡眠不足が慢性化してしまっている皆さんは、まず自分自身の睡眠状況を見直していきましょう。

早寝早起きを心がけることはもちろん、睡眠時間をたっぷり取ること、熟睡できるような環境で眠ることにも注意が必要ですし、就寝前には軽くストレッチなどをして血行を良くしておくこともおすすめです。ただ眠れば良いというわけではなく、良質の睡眠を取ることで血行不良も徐々に改善されていきますから、まずは毎日の睡眠からくまやくすみ対策を始めてみてはいかがでしょうか?

目の周りの血行不良を改善

また、目の周りの血行を直接的に促進していく方法として、目の周りにあるツボ押しも試してみると良いでしょう。目の周りにはたくさんのツボがありますので、そのツボを刺激しながら全体をマッサージしていくと、眼精疲労も解消して目をスッキリさせることができます。こうした対策は「緑内障」の予防や改善にも効果的なので、緑内障の発症を防ぐためにも目のツボ押しをぜひ活用してみてください。

さらにツボ押しだけではなく、目を意識的に動かすエクササイズも効果がありますし、蒸しタオルなどで目全体を温めてみても血行促進に繋がります。目の周りは意外と冷えやすいところでもあるので、皆さん自身が積極的に温めていくことが大切です。目のエクササイズでは、目の周りにある筋肉に働きかけて血行を促進させることができ、疲れも取ることができるため、毎日パソコン画面に向かって仕事をしているなど、目を酷使している皆さんにもおすすめの対策法です。蒸しタオルによる血行促進も手軽にできますから、一日の終わりのご褒美として目をしっかり休めてあげるようにしましょう。

このように目の周りの血行促進を子心がけることで、くまやくすみは徐々に薄くなっていきます。血流が良くなると目も肌も生き生きとしてきますから、今まで年齢よりも老けて見られがちだった皆さんもまずは目の周りからケアを始めてみてくださいね。

気付いたら目が真っ赤に・・・充血がひどい場合の予防・改善法

仕事や勉強を終えた後、鏡を見たら目が真っ赤!といった経験はありませんか?目の充血は珍しいことではありませんが、やはり充血してしまうほど目を酷使しているということですので、もし充血が起きていた場合には早めの対処が必要となります。

また場合によっては何らの病気を発症していることも考えられるため、充血の状態によっては念のため検査を受けておいた方が良いこともありますから、充血の状態がいつもと違うなど、不安に感じることがあればすぐに眼科の医師に相談してみましょう。

「結膜充血」と「強膜充血」の違いは

目の充血は大きく2つのタイプに分けることができます。「結膜充血」と呼ばれる充血の場合は、放置しておいてもいつの間にか治っていた、ということも少なくなく、単なる疲れが原因で引き起こるタイプの充血とされています。症状としては白目部分とまぶたの裏が赤く充血し、涙や目やにを伴うこともある点が特徴的です。

軽い場合はすぐに治りますし、少し赤みがひどい場合でもしっかりと睡眠を取るなど目を休めて疲れを解消することで充血は治まっていきます。もちろん、点眼薬などを使えばより早く対処することができますので、今すぐに充血を取りたいという場合には、点眼薬を使って充血を改善させていきましょう。

では、もう1つの「強膜充血」はどのような症状が現われるのでしょうか?結膜充血が白目部分とまぶたの裏が赤く充血するのに対し、強膜充血の場合は真っ赤ではなく紫がかった赤色に充血することが特徴的となっています。さらに黒目周辺の白目部分は充血しますが、まぶたの裏は充血しないなど症状には大きな違いがあります。強膜充血は涙や目やにも出ないので、結膜充血と強膜充血はすぐに見分けることができます。

結膜充血の場合は放置していても治ってしまう特徴があるものの、強膜充血の場合はまず眼科で検査を受けることが必要です。強膜充血は「毛様充血」とも呼ばれ、毛様体と虹彩、脈絡膜などの組織が炎症を引き起している場合は「ブドウ膜炎」であることが考えられます。ブドウ膜炎によって充血が起きている恐れがありますから、症状が現れたら放置せずに眼科で目の状態を診てもらうようにしましょう。

眼精疲労と充血の予防・改善法

このように、同じ充血の症状でも原因はそれぞれ異なっているものですので、症状に不安がある場合にはできるだけ早く眼科を受診するようにしてください。また目が充血しないようにするためには、日頃から皆さん自身で予防しておくことも大切です。

充血は目が疲れることによって引き起こるものですから、眼精疲労が溜まらないようにする、目を酷使しすぎないようにする、目が疲れる前にこまめに休憩を取る、夜はしっかり睡眠を取る、蒸しタオルで目の周り全体を温める、目の周りをマッサージする、目のエクササイズをする、コンタクトレンズはいつも清潔にしておく、コンタクトレンズを付ける時間を少なくするなど、眼精疲労と共に充血も予防していきましょう。

ただし、こうした対処法は一時的な疲れ目による充血への予防・改善策となります。疲れを取っても充血が治らない、ますます充血がひどくなっているという場合には、一時的な充血ではなく何らかの病気の発症を示しているサインであるケースが考えられます。頻繁に充血が起こる場合も目にトラブルが起きていることがありますので、目の疲れを改善させても充血が一向に治らない、という場合にはすぐに眼科で診てもらいましょう。大切な目を守るためにも、対処はできるだけ早く行なうことが重要です。

視界に点状や糸状の浮遊物が見えたら注意!「飛蚊症」の治療法は

「飛蚊症」ってどんな病気?

目のトラブルには様々な症状がありますが、皆さんは視界に点状や糸状の浮遊物が見えたことはありませんか?黒い点や黒い糸のようなものが浮遊している、または白い点や白い糸のようなものが視界に見えているような場合は「飛蚊症」を発症していることが考えられます。

飛蚊症とは、点状や糸状の浮遊物が見えてしまう目の病気のことで、原因としては紫外線を浴びることによって目の「ガラス体」という部分に活性酸素が溜まってしまうことが考えられています。ガラス体に活性酸素が溜まると、目の中にあるたんぱく質や脂質といった物質が酸化されてしまい、その結果ガラス体の組織に異常が現れます。

ガラス体の中はゼリー状になっていますが、その中には言わば”ゴミ”となってしまった繊維が浮遊しています。その浮遊物が点状や糸状の物体として皆さんの視界に入ってくる状態が「飛蚊症」となるのです。

視界に入ってくる点状や糸状の浮遊物は、白っぽいものもあれば黒っぽいものもありますし、半透明であることもあります。点状といっても小さな点の場合もあれば輪のような形のものもあり、見える浮遊物も人それぞれ違いが見られています。こうした浮遊物は単に目にゴミやほこりが入った場合にも見られるものですが、視線を動かしても浮遊物が付きまとってくるようであれば、飛蚊症を発症している恐れが高いと見て良いでしょう。もし飛蚊症が疑われる場合は、すぐに眼科を受診するようにしてください。

眼科における飛蚊症の治療法は

しかし、現代の医療では飛蚊症の治療を行なうことはできません。飛蚊症の治療法が確実に決められていないため、もし皆さんが飛蚊症を発症していたとしても、眼科では症状を完治させるための治療を行なうことができないのです。飛蚊症の原因は紫外線を浴びることによって溜まった活性酸素ですが、例え紫外線を浴び過ぎていない状態でも、老化によって飛蚊症の症状が現れることは決して珍しくありません。

眼科でも老化やストレスなどが影響して現れている症状と診断されることも多く、だからといって症状を放置していても良くなることはありませんし、ますます症状が悪化してしまうことも考えられます。では、飛蚊症という病気にはどのように対処していけば良いのでしょうか?

パソコンやスマートフォンにも注意を

飛蚊症の対処法としてまず必要となるのが「活性酸素をガラス体に溜めないこと」です。活性酸素は紫外線によっても発生しますので、外出する時にはサングラスをかける、日傘を差す、帽子をかぶるなどして目に紫外線が入ることを防いでいきましょう。特にサングラスは直接的に紫外線を予防できますから、紫外線の強い季節にはサングラスを使って目を守っていきましょう。

また、パソコンやスマートフォンなどの画面からは「ブルーライト」が発せられていますが、このブルーライトは紫外線と波長が近いため、同様に活性酸素を発生させてしまう恐れが考えられます。パソコンやスマートフォンの画面を長時間見つめていると、ブルーライトを直接的に浴びることになりますから、頻繁にパソコンやスマートフォンを使用する皆さんはブルーライトをカットできるメガネなどをかけて予防することをおすすめします。眼精疲労対策にもなりますし、飛蚊症も防ぐことができるので一石二鳥です。

そして飛蚊症の予防には規則正しい生活を送ることも欠かせません。生活習慣が不規則になっている、ストレスや疲れが溜まっているという皆さんは、これまでの生活習慣を見直してみることも忘れないようにしておきましょう。確実な治療法はないものの発症は防ぐことができますので、皆さんもぜひできることから予防を始めてみてください。

慢性的な肩こり・首こりの症状から眼精疲労が生じてしまうことも

肩こりや首こりから目が疲れる場合も

いつも肩全体が重い、首が痛くなる、肩や首が冷えているなど、慢性的な肩こりや首こりに悩まされている皆さんはいませんか?こうした慢性的な肩こりや首こりは、症状を改善しないまま放っておくと、腕や背中にまで症状が派生してくることもあります。さらには頭痛やめまい、吐き気、目の疲れも現れやすくなるので、肩こりや首こりを感じたらすぐに対処することをおすすめします。

ただ、慢性的に現れている場合は「いつものことだから」と症状を甘く見てしまいがちなこともありますよね。いつも肩や首がこっているという状態であることから、症状が重くなってもそれほど気にせず、普段通りの生活を送っている皆さんも多いかと思います。

しかし、先にも述べたように肩こりや首こりは悪化すると腕や背中にまで痛みや冷えなどの症状が現われるようになりますし、眼精疲労の原因にもなりやすいものです。眼精疲労から肩こりや首こりに発展するケースも多いですが、その逆に慢性的な肩こりや首こりが生じていることが原因で目の周りの血行も悪くなり、眼精疲労を来してしまうこともあります。身体の一部が疲れているということは、全身の疲れにも発展しやすいということですので、まずは今現れている症状をしっかり改善していくことから始めていきましょう。

目に溜まった疲れを解消!

特に毎日のようにデスクワークでパソコンを使用しているような皆さんは、肩こりや首こりが起きやすい姿勢になってしまいがちですし、パソコンの画面と向き合うことで目も酷使することになるため、非常に疲れを溜めやすい状態となっています。このような場合は元々疲れが溜まっていたのはどの部分か、といったポイントを見極めることが難しくもありますが、やはり一番疲れている部分を中心に症状を改善させていくことが先決です。

例えば、近視である皆さんなどは元々目が疲れやすい状態ですから、デスクワークによる眼精疲労によって肩こりや首こりが同時に起きてしまっていることが考えられます。普段から眼精疲労を感じやすいという皆さんは、目に溜まった疲れを解消することを意識し、目の筋肉を動かすエクササイズや目の周りにある疲れ解消に効果的なツボ押しを試してみると良いでしょう。

いつも正しい姿勢を心がけて

また、普段から姿勢が悪いという皆さんは、姿勢の悪さからくる肩こりや首こりが原因で全身の疲れへと発展してしまっていることが考えられます。デスクワークはいつも同じ姿勢を長時間続けることになりますから、姿勢が悪い場合はそのままの状態を長時間保っているということになるので、肩や首には余計に負担がかかってしまいます。姿勢が悪いというだけでも肩や首には負担になりますし、長時間続けることでより負担は大きくなって眼精疲労にも繋がってしまうというわけです。

こうした悪循環を避けるためには、やはり根本的な原因を改善させていかなければなりません。この場合の根本的な原因は「姿勢の悪さ」ですので、まずは姿勢を正すことから肩や首に負担をかけにくくしていきましょう。悪い姿勢でパソコンを使う場合と正しい姿勢でパソコンを使う場合とでは、同じく長時間使っていても疲れ方には大きな差が出るものです。正しい姿勢の状態を保つことができるようになれば、全身の血行が良くなって慢性的な疲れも徐々に改善されていきます。

肩こりや首こりからくる眼精疲労は、いつも正しい姿勢を保つことを心がけることから解消していきましょう。そして慢性的な疲れの原因には血行不良も考えられますので、適度な運動をするなどして血行不良を改善していくことも忘れないようにしましょう。

まぶたの筋肉が痙攣している時は疲れやストレスが溜まっている証拠

まぶたの痙攣が起きる原因は疲れやストレス

まぶたの筋肉がピクピクと痙攣している時、それが皆さんに疲れやストレスが溜まっている証拠です。まぶたに痙攣が起きることは決して珍しいことではなく、目を酷使しやすい現代人にはよく見られる症状の一つとなっています。ただ、まぶたが痙攣していると気になって仕事に集中できなくなったり、痙攣していることに対してイライラしてしまったりする皆さんも多いのではないでしょうか?そんな時は疲れやストレスを解消するために休むことが一番です。

まぶたの筋肉が痙攣すること自体に疲れやストレスが関わっているので、その状態を解消しないままでいてはいつまで経っても痙攣は治まりませんし、疲れやストレスからも解放されません。まぶたの痙攣を鎮めることを考えている皆さんも、疲れやストレスをどうにかしたいと考えている皆さんも、まずやるべきことは「休むこと」です。

疲れた筋肉を休めてあげることで痙攣は徐々に治まりますし、ストレスから解放されれば痙攣自体も起きにくくなります。目を酷使しやすい人だからこそ、目のことを大切にしていかなければなりませんので、まぶたの痙攣が起きたら目を休ませてあげることを第一に考えるようにしましょう。

何らかの病気を発症している恐れも

まぶたの痙攣は、通常では片目のまぶたに現われるものですが、場合によっては両目のまぶたが痙攣してしまうこともあります。また、痙攣が一時的なものであれば上記で述べたように疲れやストレスが原因と考えられるため、しっかり休むことで症状は改善されていきますが、長期間まぶたの痙攣が続いている、他にも目の異常が現れているといったような場合は、何らかの病気を発症しているかもしれません。

目を休ませても痙攣が治まらないようならば、まずは眼科を受診して検査を受けることをおすすめします。ただ眼科を受診しても問題がなく、まぶたの痙攣もまだ続いているような場合には、脳神経から痙攣の症状が生じている恐れもあります。脳外科ではまぶただけではなく顔全体の神経「顔面神経」から発症する痙攣の症状を診ることができますので、どうしても痙攣が治まらない、という場合は何らかの病気が関連していることも頭に入れておき、できるだけ早く病院を受診してください。

症状に対して不安を感じる時はまず病院へ

とは言っても、まぶたの筋肉の痙攣は基本的には疲れやストレスによって生じることが多いものですから、それほど重度な病気として考えすぎないことも大切です。「何かの病気だったら・・・」と考えてしまうことでもストレスは増えてしまうものですし、ストレスが溜まると心身共に疲れてしまいますよね。まぶたの痙攣を改善させるためには疲れやストレスから解放されることが重要なので、痙攣が起きても怖がらず、目を休ませることに徹してみてください。

もしどうしても不安を感じるようであれば、病院を受診して原因をしっかり突き止めてもらうことを優先し、皆さんが感じている不安を取り除いていきましょう。病気によって何らかの症状が現れると、その症状自体にも不安を感じるものですが、原因が何なのか分からない、といった問題にも不安を感じてしまうものです。

病院は治療を受けるだけではなく、皆さんに起きている症状がどのような原因で現れているのかを確かめてくれるところでもありますので、不安が大きくなってしまう前に医師に相談してみるようにしましょう。その上で触診を受けたり検査を受けたりすることでどのような原因で症状が現れているかも分かりますから、まぶたの痙攣という症状に限らず、病気による不安な気持ちに苛まれるよりもまずは相談を心がけましょう。

目のかすみを感じたら、病気を発症しているサインを見逃さないように

目がかすむ原因は何?

皆さんは「最近よく目がかすむ」という症状に悩まされてはいませんか?ハッキリと見えていたものが見えなくなったり、視界の一部がかすんで見えたり、視界全体がぼやけているという印象を感じたことはないでしょうか。こうした目のかすみには様々な原因があるため、まずは原因を突き止めて症状を改善させていくことが必要です。

目のかすみの原因には様々なものがありますが、第一に「眼精疲労」が挙げられます。皆さんも目が疲れる、目全体が重くなる、目の筋肉が緊張している、まぶたがむくむなどの症状を経験したことがあるかと思いますが、こうした症状が現れている場合は皆さんが眼精疲労を感じている証拠です。もし少しでも目の疲れを感じていたら、目のかすみが現われる前にしっかりと疲れを解消することが大切です。

そのまま症状を放置しても改善されませんし、疲れは溜まっていく一方です。眼精疲労対策としては、まず疲れる前に目を休めること、目の周りの筋肉を動かして血流を良くすること、目の周りにあるツボを押すこと、目が疲れるようなことはなるべくさけることなどが挙げられます。眼精疲労対策をすることで目のかすみも和らいでいきますので、皆さんも自分ができることから眼精疲労対策を始めてみてください。

目のかすみは病気のサインであることも

しかし、目のかすみの原因は眼精疲労だけではなく、何らかの病気が隠されていることもあります。特に視野が欠けていたり、視界の一部が見えにくくなっていたりする場合は「緑内障」と呼ばれる目の病気を発症しているサインとも考えられます。

緑内障は視野が欠けてしまう病気のことで、一般的には眼圧が高くなることで発症すると見られていますが、近年では眼圧が正常値であっても緑内障を発症するケースも増えてきており、一概に眼圧の上昇だけが緑内障の原因とは言い切れない部分もあります。普段から眼圧が高くない皆さんも、目のかすみを常に感じているような場合は緑内障の疑いが考えられますので、まずは眼科で検査を受けて目の状態を診てもらうようにしましょう。

その他、緑内障だけではなく、水晶体が白く濁ってしまう「白内障」を発症していることも考えられますし、目の表面が乾いてしまう「ドライアイ」の症状として目がかすんでしまうこともあります。同じ目のかすみという症状でも原因はそれぞれ違いがありますから、原因をしっかり知っておくためにも、目の異常を感じたらすぐに眼科を受診しましょう。

目のかすみを感じたらまず検査を

このように、単なる目のかすみという症状でも、軽い眼精疲労の場合もあれば病気のサインを示していることもありますので、目がかすむ状態が長く続くようであれば、病気を発症している恐れがないか検査を受けることをおすすめします。

例えば、目がかすむ症状も起きやすい緑内障の場合は、様々な検査結果を照らし合わせることによって緑内障を発症しているかどうかの診断を行ないます。目がかすんで視界の一部が見えにくくなっているという場合は、「視野検査」によって現在どのくらいの範囲が見えているかをチェックすることができますので、視野検査によってハッキリと見えている範囲を診断してもらうようにしましょう。

また、緑内障は眼圧が高くなることで発症する病気でもあるため、眼圧を測定する「眼圧検査」なども受けることになります。いくつかの検査を受けた結果によって緑内障を発症しているかどうかが分かるようになっていますから、もし緑内障の心配があればまずは検査から、ということをよく覚えておきましょう。

溜まりに溜まった眼精疲労はすぐに対処して!目に関わる病気を予防

眼精疲労が溜まってしまったら

最近目が疲れている、目全体が重い、目の筋肉が凝っている、などの症状が現れている場合は「眼精疲労」が溜まってしまっていることが考えられます。また、眼精疲労は蓄積されると目の症状だけではなく、頭痛やめまい、肩こり、首こり、吐き気、腕や腰のだるさなどにも派生することがあります。

「ただの眼精疲労だから」と放置してしまうと、後に様々な症状が見られるようになってしまうので、眼精疲労が眼精疲労だけに止まっている間にすぐ対処することが大切です。溜まりに溜まった眼精疲労をスッキリと解消させることはもちろん、「少し目が疲れたな」と感じたら早めに目を休めるなど、疲れが蓄積されないうちに対処をすることがおすすめです。

そして眼精疲労が溜まってしまった目は、様々な目の病気の発症にも関わっていますから、目の病気を予防するためにも眼精疲労の解消は欠かせません。皆さんも自分自身の目の健康を守るために、眼精疲労の対処法を考えていきましょう。

眼精疲労が「緑内障」の発症要因に

例えば、視野が欠けて狭くなってしまう「緑内障」も、眼精疲労が発症の要因に関係しています。と言っても、眼精疲労が緑内障の直接的となるわけではなく、緑内障が発症する原因である「視神経」のダメージに眼精疲労が関わっていると考えられています。緑内障は眼圧が高くなることで視神経がダメージを受け発症しますが、近年では眼圧の上昇だけが緑内障の発症原因ではなく、眼圧が正常値であっても緑内障にかかってしまうことがあると見られるようになりました。

なぜ眼圧が正常値であるにもかかわらず緑内障を発症してしまうのでしょうか?そこに眼精疲労と視神経のダメージが関係しているのです。視神経は眼圧が正常値でも、視神経自体に何らかのトラブルがある場合には、傷つきやすく緑内障を発症しやすい状態となってしまうことがあります。その原因の一つとして眼精疲労が蓄積されたことによる血行不良やストレスなどが考えられているため、眼精疲労は緑内障発症の要因として見られているというわけです。

眼精疲労を抱えている人が全て緑内障発症の恐れがあるわけではないものの、眼精疲労が溜まっていない人に比べれば緑内障を発症しやすい状態であることは明らかです。もし眼圧が正常値であっても、日頃から眼精疲労に悩まされている皆さんは、念のために検査を受けて緑内障の発症を予防しておきましょう。

まずは今すぐに始められる眼精疲労対策を

このように、眼精疲労は目の病気を発症する要因の一つとも考られていますので、まずは目の疲れを解消していくことを心がけてみてください。目を温める、目をマッサージする、目の周りのツボを押すなどの対処法もおすすめですし、目のエクササイズで固まってしまった筋肉をほぐしてあげることも眼精疲労対策に効果的です。仕事の合間などにも簡単にできますから、疲れを感じる前に早めに対策を取っておきましょう。

また、眼精疲労から頭痛や肩こりに派生することがありますが、肩こりの症状から目の疲れが生じることも珍しくありません。眼精疲労は基本的に目の周りの血行不良が原因ですから、肩や首などの血行不良によっても眼精疲労が引き起こされてしまうこともあるのです。全身の血流が悪くなると目の病気に限らず、様々な病気を発症する要因を作り出してしまいますので、眼精疲労だけではなく肩こりや首のこりも感じている皆さんは、全身の血行不良を改善していくことを考えてみると良いでしょう。

肩こりや首のこりに効くエクササイズや軽いウォーキングなどでも血行不良は改善されていきます。まずは今すぐに始められる対策法から試してみてくださいね。

目の表面が乾いてしまう「ドライアイ」には涙の量や質に大きな変化が

目の表面が乾いてしまう「ドライアイ」

最近目がよく乾く、目が痛くなって涙が出る、目が疲れやすい、目がゴロゴロして異物感があるなどの症状を感じたことはありませんか?その他にも目がかゆくなる、充血する、視界がかすみやすい、光を眩しく感じるなどの症状がある場合も要注意です。こうした症状は「ドライアイ」の特徴で、放っておくとますます状態が悪化してしまう恐れがあります。

目の病気には様々なものがありますが、ドライアイにもまた目の病気の一つです。涙の量に変化が見られることから目の表面が乾いてしまい、その結果角膜や結膜がダメージを受けることによって発症します。涙の量が減ってしまうだけではなく、涙の質が悪くなってしまっている場合にも目は乾きやすくなりますから、同様にドライアイになりやすい状態と言えるでしょう。

「ドライアイ」の2つのタイプ

では、ドライアイはどのような原因から発症する病気なのでしょうか?ドライアイの症状は大きく2つのタイプに分けることができます。1つは「涙液減少型ドライアイ」もう1つは「蒸発亢進型ドライアイ」です。涙液減少型ドライアイは涙の量が減少してしまうことで発症するタイプで、目が乾いても正常に涙が分泌されず、目の表面が乾いたままの状態になってしまうという特徴があります。

しかし、その一方で涙が分泌されても蒸発してしまい、目が乾いてしまうということもあります。これが蒸発亢進型ドライアイの特徴です。涙は目の乾燥を防いでいる「水層」と「ムチン層」、涙が蒸発することを防ぐ「油層」によって構成され、角膜を保護してしますが、蒸発亢進型ドライアイの場合は油層の分泌に異常が見られることから涙が蒸発しやすい状態になります。その結果、目も乾燥してしまい、ドライアイとなってしまうというわけです。

ドライアイは病院で治せるの?

このようなドライアイの症状が見られる患者数は近年増加傾向にあるのですが、まだハッキリとした治療法はありません。現段階では点眼薬によって涙の量や質を安定させ、角膜や結膜が受けたダメージを修復していくことがドライアイの一般的な治療法となっています。

つまり、点眼薬を使わずに症状を放置し続けていると、角膜や結膜のダメージはますますひどくなるばかりで、ドライアイの症状も悪化してしまうということなので、まずは目に異変を感じたらすぐに眼科を受診して状態を診てもらうようにしてください。もしドライアイになってしまっているようであれば、医師の指示に従って点眼薬による治療を行ないましょう。

ドライアイと眼精疲労の関係

また、ドライアイは眼性疲労とも併発しやすく、普段からパソコンを使うことが多い皆さんに発症リスクが高い病気とも考えられています。長時間パソコンの画面と向き合っていると、まばたきが少なくなると同時に目が乾きやすくなる傾向があります。仕事でパソコンを使う場合などは特にまばたきを意識するなど、皆さん自身が注意していないとドライアイの症状がどんどん悪化してしまう恐れがあるため、一人一人の心がけが重要となっています。

ドライアイになるほど目を酷使していると、眼精疲労も蓄積しやすくなり、様々な眼病を引き起こす要因にもなるのでその点にも注意が必要です。視野が欠けてしまう病気である「緑内障」は、ドライアイや眼精疲労が直接的な原因とは考えられてはいないものの、目を酷使することで発症しやすくなると考えられているので、緑内障の発症を防ぐためにも目のトラブルは早めに対処することをおすすめします。

水晶体が白く濁る病気「白内障」は「緑内障」と併発することも

水晶体が白く濁る病気「白内障」

視界がかすみがちになる、何を見てもぼやけて見える、光がとても眩しく感じるなどの症状が現れている場合、皆さんは「白内障」を発症していることか考えられます。白内障とは、水晶体が白く濁ってしまうことによって発症する目の病気のことで、発症後の見え方としては先に述べたような視界のかすみやぼやけが特徴的で、視力も低下してしまいます。

白内障の目が白く濁るのは「不溶性蛋白」の増加が原因となっており、特に多く見られている白内障「老人性白内障」と呼ばれるタイプで、60歳以上の皆さんによく見られる症状と言われています。年代ごとの発症率を見てみると、60代では約70%、70代では約90%、そして80代以上にになるとほぼ100%は白内障の状態が進行していると見られているので、年齢を重ねることと白内障の発症は切っても切れない関係性と言えるでしょう。

では、もし白内障が発症してしまった場合は、どのように対処していけば良いのでしょうか?ここからは白内障の治療法について見ていくことにしましょう。

白内障の治療法は手術のみ

白内障は一度発症すると手術以外の方法で治療することはできない病気なので、症状を改善させたい場合は手術を受けることを大前提として考えなければなりません。

白内障と似た名称の目の病気には「緑内障」と呼ばれる視野が欠けてしまう病気がありますが、言うまでもなくそれぞれ異なる症状が現れる病気です。緑内障の場合は点眼薬を使用することによって眼圧を下げることが基本的な治療法となります。そのため、必ずしも手術で治療するとは限りませんが、白内障については治療が可能となるのは手術だけとされています。

ただし、白内障がごく初期段階で症状も軽いような場合は、点眼薬で症状が進行することを予防したり、または内服薬を服用することで症状の進行を妨げたりすることができます。とは言え、どちらも白内障が悪化してしまうことを防ぐために使われるものなので、治療という意味ではやはり手術を受けることが重要となっています。

既に白内障を発症してしまっている場合には、眼科で手術を受けることによって症状を緩和させることができますから、かかりつけの眼科で症状についてよく相談し、納得した上で手術を受けるようにしましょう。

「緑内障」とは併発してしまう恐れも

このように、白内障を治すためには手術を受ける他に道はありませんが、白内障の発症を防ぐことは十分に可能です。先ほども挙げたような眼科で処方される点眼薬や内服薬による予防はもちろん、栄養バランスの整った食生活を送ること、目もしっかりUVケアをして強い紫外線を避けるなど、日頃から注意できる点もありますので、現在白内障を発症していない皆さんは予防法についても考えいくことをおすすめします。

また、白内障は他の病気と併発するケースも多い病気であるため、白内障以外の病気にかからないよう注意しておきましょう。白内障と併発しやすい病気としては、生活習慣病の一つである「糖尿病」、そして上記で紹介した「緑内障」についても同様に併発するリスクが高いと見られています。

緑内障は眼圧が高くなることが原因で発症する病気ですが、栄養バランスが偏った食事を摂っている、運動不足や睡眠不足が慢性化している、ストレスや眼精疲労が溜まっている、といった要因からも発症リスクが高まると考えられている病気でもあります。併発を防ぐためには、まず生活習慣の見直しから始めることが大切ですので、これまでの自分の生活を改善するよう心がけてみると良いでしょう。

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