緑内障と治療する医師と患者の信頼関係

全てを委ねて任せられる?緑内障と治療する医師と患者の信頼関係

眼科における緑内障治療の重要性

食事や運動、そして目を大切するための対策などから緑内障の改善法を見てきましたが、やはり緑内障の改善において一番重要となるのが眼科での治療です。食生活の改善、運動不足の解消、眼精疲労対策などは皆さん自身で始められる緑内障の改善法ですし、こうした改善法を試すことによって目の状態を少しでも良くしていくことが可能となるため、治療としての改善法ではないものも積極的に行なっていくことが必要です。

しかし、緑内障はタイプによっては急激に眼圧が高くなるケースもある病気です。急激に上昇した眼圧は、食生活を改善したり運動不足を解消したりすることでは下げることができません。眼圧を下げるためには、眼科から処方されたの点眼薬を使用しなければなりませんので、眼科における治療は緑内障の症状を改善していくことに必要不可欠となっているのです。

眼科の医師と緑内障患者との信頼関係

そこで皆さんに注目してほしいのが「医師と患者との信頼関係」です。皆さんはかかりつけの眼科で緑内障の治療を受けることになりますが、これまで眼科に通う習慣がなかったという場合には、緑内障を発症したことをきっかけとして眼科を受診することになりますよね。かかりつけの眼科がある皆さんは特に心配はなく受診できますが、ほぼ始めて受診する眼科での治療は何かと不安も多いものです。緑内障は発症後に完治することはなく、治療を受けることは眼圧を下げることが目的とされています。

眼圧を下げると言っても、点眼薬を使ってもあまり効果が見られない場合は他の点眼薬を使うこともありますし、手術によって眼圧を下げなければならないこともあります。こうした緑内障の治療方針は、皆さんの緑内障の症状の状態だけではなく、医師の診断によっても異なるものなので、緑内障の治療を受ける際には眼科の医師と患者である皆さんとの信頼関係が非常に大きなものとなります。

患者である皆さんの視点としては、医師に全てを委ねて任せることができるか、医師の指示を聞いて治療を続けていくことができるか、病気について何か不安なことがあった時にすぐ相談することができる医師であるかなど、信頼できる医師がいる眼科を選ぶことが大切です。これからかかりつけの眼科を探す皆さんは、信頼関係が築ける医師のいる眼科を選ぶように心がけておくと良いでしょう。

症状を安定させるには治療と改善法の双方から

緑内障はまず第一に眼科での治療、そして自宅で皆さん自身が行なう改善法によって症状を緩和させていくことができる病気とされています。治療なしでは適切に眼圧を下げることはできませんし、ただ治療を続けているだけでも症状が思うように改善していかないこともあるものです。双方の助けによって緑内障の症状を安定させていくことができますので、眼科で治療を受けながら自らできる改善法を続けていくようにしてください。

緑内障は完治させることができないため、治療においては皆さん自身の「治療を続けていく気持ち」も忘れはならないものとなっています。生涯付き合っていかなければならない緑内障に対する意識をしっかりと持ち、症状の改善を目指して治療を地道に続けていくようにしましょう。

次回はこのコラムの最後に「緑内障という病気と上手く付き合っていく」ということに焦点を当てて、緑内障の予防法や改善法のまとめとしていきたいと思います。現在緑内障を予防中である皆さんも、もし緑内障を発症してしまった場合に備えて、病気と上手く付き合っていくためにはどのような心がけをすれば良いか、といったポイントいついて考えていきましょう。