緑内障は高齢になるほどかかりやすい傾向が

年齢には勝てない?緑内障は高齢になるほどかかりやすくなる傾向が

緑内障予防はストレスがかからないように

前回は「緑内障気質」ということで、緑内障にかかりやすい性格について見てきました。一般的に見て真面目で几帳面な性格である皆さんは、緑内障を発症しやすい傾向が強いので、発症を予防していくためにも自分自身の性格を見つめ直してみることをおすすめします。

もちろん、無理に性格を変える必要はありません。「性格を変える」と言葉にすることは簡単ですが、実際に性格を変えるとなると、これまでの考え方や行動すべてを変えなくてはならない、と考えてしまいますから、かえってストレスを感じてしまうこともあるものです。皆さんの無理のない範囲で性格を見つめ直し、少しでも楽に日々を過ごしていけるようにしてみると良いでしょう。ストレスを溜めないことが第一ですので、生活習慣改善の一つとして上手くストレスを解消していくことも心がけていきましょう。

緑内障は年齢には勝てない?

しかし、緑内障はストレスや疲れなどの他にも様々な要因によって生じる病気です。中でも「年齢」には勝てない部分が多く、私達は高齢になるにつれて緑内障を発症しやすい状態になっていきます。緑内障は視神経がダメージが受けることによって視野が欠ける、というメカニズムで生じますが、年齢を重ねるごとにこうした症状が起こりやすくなり、視野が欠ける範囲も広がりやすくなってしまいます。

緑内障に限らず、水晶体が白く濁ってしまう「白内障」という病気も高齢者がかかりやすくなっていますし、特に病気を発症していない場合でも視力の低下が見られるなど、年齢によって目には変化が現われるようになります。緑内障も目に現れる変化の一つなのですが、早めに対処をすることで視野が広範囲に渡って欠けてしまうことを予防できますから、ある程度の年齢になったらまずは眼科で緑内障の検査を受けることをおすすめします。

40代以上の中高年層の皆さんは、緑内障の検査を定期的に受けることで緑内障の症状に早く気付くこともできますし、自分自身が緑内障を発症するリスクが高いか低いかといった点についても診てもらうことができます。他の記事でも紹介したように、眼科での緑内障検査は症状の早期発見にはもちろん、発症の予防にも役立つものです。緑内障を予防したいのであれば、まずは眼科で検査を受けることから始めていきましょう。

若年層も緑内障には注意を

このように、緑内障という病気は年齢に勝てないことが考えられますので、特に緑内障の心配がないという中高年層の皆さんも念のため眼科で検査を受けてみてください。自覚症状が見られない緑内障だからこそ、検査を受けることが重要視されています。「
自分は絶対に緑内障にはならない!」と思っている皆さんも多いかもしれませんが、日頃の注意がその後の健康を左右することもあります。「もし緑内障になってしまったら・・・」というもしもの場合を考えて、定期的に検査を受けておくようにしましょう。

ただし、近年では緑内障の低年齢化も見られ、中高年層だけではなく若年層の皆さんも緑内障を発症するケースが増加してきています。20代や30代で緑内障を発症してしまうこともあるので、生活習慣が不規則だったり、普段から目に疲れが溜まっていたりする皆さんも今のうちに検査を受けて目の状態をしっかり診てもらうと良いでしょう。予防しておくに越したことはないですから、若年層の皆さんもできることから緑内障予防を始めてみてくださいね。

そして、ここまで緑内障の予防について見てきましたが、次回からは「もし緑内障にかかってしまったら」ということで、緑内障を発症してしまった時の対処法を考えていきたいと思います。