「緑内障」は予防することが第一の対処法

見える範囲が狭くなる「緑内障」は予防することが第一の対処法

意外と知らない「緑内障」という病気

よく耳にすることはあっても意外と知らない「緑内障」。皆さんはどんな認識で緑内障という病気と捉えているでしょうか?目の病気には「白内障」や「網膜症」など様々な症状がありますが、緑内障はまたこれらの病気とは違った症状が現れます。

一言で言うと、緑内障は「視野が欠けて狭くなる病気」です。私達の目には「視神経」がありますが、視神経がダメージを受けてしまうとしっかり働くことができなくなり、視野が欠けるという症状として現れてきます。その結果、視野が狭くなって物が見えづらくなってしまうのです。

緑内障になると今まで問題なく見えていた物でも、一部が欠けて見えたり視界自体がかすんで見えたりするので、皆さん自身でも症状に気付きやすいと思われがちですが、実は緑内障は自覚症状のない病気としても有名です。既に視野が欠けて見える範囲が狭くなってきているように感じているようであれば、緑内障の症状はかなり進行していると考えられます。

緑内障は予防することが第一の対処法

こうした特徴を持つ緑内障を発症しないようにするためには、まず「予防」が重要となります。緑内障は予防することによって発症を妨げ、進行中である症状も抑制していくことができる病気ですから、予防することが第一の対処法となっているのです。このコラムでは緑内障の予防法について様々な面から見ていきたいと思いますので、緑内障の発症を予防したい皆さん、緑内障の進行を抑制したい皆さんはぜひ参考にしてみてくださいね。

また、予防法だけではなく、実際に緑内障を発症してしまった場合の対処法についても紹介していきたいと思います。緑内障は発症すると完治することができない病気ではありますが、発症後は治療を受けることで症状を改善・緩和させていくことが可能となっています。さらに治療と併せて症状進行の予防をすることによって、より症状を良い状態に導いていくこともできます。

発症後は生涯緑内障という病気と離れることはできませんが、どうしたら緑内障と上手く付き合っていくことができるか、といった問題について考えることで、病気への意識やこれからの生活にも変化が現れてくることかと思います。まずは緑内障という病気をよく知ること、そして予防をしていくことから見ていくことにしましょう。

緑内障のタイプと予防法

緑内障の予防は非常に様々なものが関わっています。皆さんが自らできる予防法もあれば、眼科の医師に協力してもらうことが必要となる予防法もありますから、予防と一言で言っても目の状態や緑内障の進行状態によって異なることもある、ということをしっかり理解しておくようにしてください。

緑内障はいくつかタイプがあるので、全員が同じタイプの緑内障を発症することになるわけではありません。眼圧が高くなることで緑内障になってしまう人もいれば、眼圧は高くないのに緑内障になってしまう人もいる、という一例もあるように、眼圧という原因だけでも異なるタイプの緑内障を発症することになります。

しかし、緑内障の発症後は完治しないという問題には変わりはありません。どんなタイプの緑内障でも発症後は完治せず、生涯病気と付き合っていくことになります。だからこそ前もった予防が必要となるわけですが、緑内障は眼科で治療を受けることもできる病気です。では、なぜ緑内障は治療をしても完治させることができないのでしょうか?次回は「どうして緑内障は治らないの?」という疑問について見ていきたいと思います。