緑内障を知っておこう

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もし緑内障にかかってしまったら、予防をしていても発症するケースも

予防していても緑内障にかかるリスクが

これまで緑内障の予防として様々な視点から見てきました。完治しない病気だからこと予防が必要であること、眼精疲労やストレスが発症の要因となること、不規則な生活を続けることで緑内障にかかりやすくなること、緑内障を発症しやすい「緑内障気質」など、緑内障発症の問題点と予防法については皆さんも少しずつ理解できてきたのではないでしょうか?

ただし、こうした予防法を試したからといって、必ずしも緑内障を発症しない状態になった、とは言い切れません。もちろん、予防をすることで緑内障の発症を避けることは可能ですし、予防している場合と予防していない場合とでは緑内障の発症リスクも大きく異なってきます。

とは言え、前回お話ししたように緑内障は年齢が高くなるにつれて発症しやすくなる病気でもあります。つまり、皆さん自身はしっかり予防しているつもりでも、年齢には勝てずに緑内障の症状が進行してしまうこともあるのです。緑内障を予防をすることに対して意味がないわけではなく、予防をしていても緑内障にかかるリスクは少なからずある、ということをよく理解しておきましょう。

もし緑内障にかかってしまったら

では、もし予防していても緑内障にかかってしまった場合、どのように対処すれば良いのでしょうか?予防をしていたにもいかかわららず緑内障を発症していたことが分かれば、少なからずショックを受けるものですが、まずは目の前にある「緑内障を発症した」という問題に向き合う必要があります。

緑内障は自覚症状が見られない病気ですから、皆さんが緑内障を発症したかどうかをハッキリと診断してもらうためには、眼科で検査を受けて医師から「緑内障を発症している」という診断を受けなくてはなりません。そのため、緑内障を予防するためにかかっていた眼科での検査が、実際に緑内障の早期発見にも繋がることになります。

先ほどもお話ししたように、緑内障を予防することには決して意味がないわけではなく、予防していたからこそ症状を発症していることに早く気付くことができるのです。現在眼科に通っている皆さんは、もしもの場合に備えて定期的な検査を欠かさず受け、自分の目の状態をしっかりと把握しておくようにしましょう。

定期的に検査を受けることが最大の対処法

医師から「緑内障を発症している」と診断された時、はじめて皆さんは緑内障を発症していることが自覚できますから、やはり「定期的に検査を受けること」が最大の対処法です。予防していても緑内障にかかることもあるとは言え、予防していなければ緑内障を発症していることに気付かない、ということもまた事実です。

定期的な眼科での検査は、緑内障予防においては最も重要視しておかなければならないものなので、もし自分が緑内障になってしまったら・・・と少しでも不安に思うことがあれば、検査を受けるという予防法から始めてください。

他にも目に関しての悩みがあれば医師に相談することで気持ちはスッキリしますし、何らかの病気を発症していた場合もすぐに対処することが可能です。現在かかりつけの眼科がないという皆さんも、これを機会にかかりつけの眼科探しをしてみてはいかがでしょうか?

緑内障を発症していれば、眼科での治療は欠かせないものとなります。次回はそんな眼科での治療を含めた「緑内障の症状の進行を抑えること」について詳しく見ていきたいと思います。万が一緑内障を発症してしまった場合にも、症状を抑えることで現状を変えることはできます。症状の進行を抑えることは緑内障予防の一つとしても考えられますから、予防法としても参考にしてみてくださいね。

年齢には勝てない?緑内障は高齢になるほどかかりやすくなる傾向が

緑内障予防はストレスがかからないように

前回は「緑内障気質」ということで、緑内障にかかりやすい性格について見てきました。一般的に見て真面目で几帳面な性格である皆さんは、緑内障を発症しやすい傾向が強いので、発症を予防していくためにも自分自身の性格を見つめ直してみることをおすすめします。

もちろん、無理に性格を変える必要はありません。「性格を変える」と言葉にすることは簡単ですが、実際に性格を変えるとなると、これまでの考え方や行動すべてを変えなくてはならない、と考えてしまいますから、かえってストレスを感じてしまうこともあるものです。皆さんの無理のない範囲で性格を見つめ直し、少しでも楽に日々を過ごしていけるようにしてみると良いでしょう。ストレスを溜めないことが第一ですので、生活習慣改善の一つとして上手くストレスを解消していくことも心がけていきましょう。

緑内障は年齢には勝てない?

しかし、緑内障はストレスや疲れなどの他にも様々な要因によって生じる病気です。中でも「年齢」には勝てない部分が多く、私達は高齢になるにつれて緑内障を発症しやすい状態になっていきます。緑内障は視神経がダメージが受けることによって視野が欠ける、というメカニズムで生じますが、年齢を重ねるごとにこうした症状が起こりやすくなり、視野が欠ける範囲も広がりやすくなってしまいます。

緑内障に限らず、水晶体が白く濁ってしまう「白内障」という病気も高齢者がかかりやすくなっていますし、特に病気を発症していない場合でも視力の低下が見られるなど、年齢によって目には変化が現われるようになります。緑内障も目に現れる変化の一つなのですが、早めに対処をすることで視野が広範囲に渡って欠けてしまうことを予防できますから、ある程度の年齢になったらまずは眼科で緑内障の検査を受けることをおすすめします。

40代以上の中高年層の皆さんは、緑内障の検査を定期的に受けることで緑内障の症状に早く気付くこともできますし、自分自身が緑内障を発症するリスクが高いか低いかといった点についても診てもらうことができます。他の記事でも紹介したように、眼科での緑内障検査は症状の早期発見にはもちろん、発症の予防にも役立つものです。緑内障を予防したいのであれば、まずは眼科で検査を受けることから始めていきましょう。

若年層も緑内障には注意を

このように、緑内障という病気は年齢に勝てないことが考えられますので、特に緑内障の心配がないという中高年層の皆さんも念のため眼科で検査を受けてみてください。自覚症状が見られない緑内障だからこそ、検査を受けることが重要視されています。「
自分は絶対に緑内障にはならない!」と思っている皆さんも多いかもしれませんが、日頃の注意がその後の健康を左右することもあります。「もし緑内障になってしまったら・・・」というもしもの場合を考えて、定期的に検査を受けておくようにしましょう。

ただし、近年では緑内障の低年齢化も見られ、中高年層だけではなく若年層の皆さんも緑内障を発症するケースが増加してきています。20代や30代で緑内障を発症してしまうこともあるので、生活習慣が不規則だったり、普段から目に疲れが溜まっていたりする皆さんも今のうちに検査を受けて目の状態をしっかり診てもらうと良いでしょう。予防しておくに越したことはないですから、若年層の皆さんもできることから緑内障予防を始めてみてくださいね。

そして、ここまで緑内障の予防について見てきましたが、次回からは「もし緑内障にかかってしまったら」ということで、緑内障を発症してしまった時の対処法を考えていきたいと思います。

「緑内障気質」を改善して発症を予防!緑内障になりやすいタイプとは

「緑内障気質」ってどんな性格?

前回までは緑内障に繋がりやすい生活習慣として、眼精疲労とストレスについて見てきました。緑内障は目の疲れはもちろん、心身的にストレスが溜まっている場合にも発症するリスクが高まるので、普段からストレスを溜めやすい皆さんは自分にぴったりのストレス対処法を見つけて、日々の生活を楽しく過ごしていくようにしましょう。

しかし、性格的な問題からストレスを溜めやすい皆さんも多く、なかなか上手くストレスを発散できないというケースも少なくないものです。皆さんは自分自身がストレスを上手く解消できていると感じるでしょうか?もし思うようにストレスを解消することができていないような場合は、皆さんの性格が関係していることも考えられます。性格の傾向によっては「緑内障気質」とも見られるため注意が必要です。今回は緑内障気質と呼ばれる性格の傾向について詳しく見ていくことにしましょう。

真面目で几帳面、頑固な性格の人は気をつけて

性格は元々生まれ持ったものであり、人それぞれに違いが見られます。真面目で几帳面な性格な人もいれば、楽観的であまり物事に対して悩まない人もいますし、何に対しても柔軟に対応していく人もいれば、物事への向き合い方がついつい頑固になってしまう人もいますよね。

一般的に緑内障気質と呼ばれる皆さんは、どちらかというと真面目で几帳面、少々頑固になりがちという性格であることが多く、その性格故に疲れやストレスを溜めやすいとも考えられています。疲れやストレスは緑内障の発症要因になりますから、性格自体が緑内障を引き起こしやすい状態にしてしまっているというわけです。

このような緑内障気質の人は意外にも多くみられており、自分自身でも緑内障になりやすい性格であることに気付いていない、というケースも珍しくありません。緑内障という病気自体も自覚症状が見られないのですが、子供の時から付き合ってきた自分の性格に緑内障の要因が含まれていることにもなかなか気付くことが難しいのです。

自分自身の性格を客観的に見ることが大切

ただ、普段から「○○さんって真面目だね」と言われるなど、他人から見た自分の性格を知ることも多いですよね。何事にも几帳面なところがある、頑固なところがある、細かいことをよく気にする、完璧主義であるなど、他人から見た皆さん自身の性格から、初めて自分が緑内障気質であることに気付く場合もあります。自分の性格をしっかりと捉えるためには、自分自身の見方だけではなく、家族、友人、恋人、仕事仲間など周囲にいる人たちから見た皆さんの性格を知ることが大切です。

だからと言って他人の目だけを気にすることもまたストレスになりやすいので、いつも人の目を気にしてしまうという皆さんも一種の緑内障気質であると考えられます。緑内障気質である皆さんが全て緑内障を発症するとは限りませんが、緑内障にかかりやすい傾向があることは否めません。病気の発症を防ぐためにもこの機会に自分自身の性格を見直し、緑内障気質を改善していきましょう。

すぐに性格を変えることは難しいですし、性格を変えること自体にストレスを感じてしまう人も多いかと思いますが、無理に性格を変えようとは思わず、普段の行動や言動などを変える努力から始めてみると良いでしょう。性格はいつも皆さんがしている行動や話している言動の中に見えてくるものです。徐々に緑内障気質を改善していけるよう、自分自身の性格を客観的に見てみるようにしましょう。次回は「年齢と緑内障」について見ていきたいと思います。

緑内障に繋がりやすい生活習慣2過度なストレスにも注意して

過度なストレスにも注意!

前回は緑内障の発症要因に繋がりやすい「眼精疲労」について見てきました。普段からよく目を使うことが多い皆さんは、知らない間に眼精疲労が溜まってしまっていることが考えられます。疲れを感じないうちにしっかり対処しておくことで、ツラい眼精疲労も避けられますし、緑内障予防にもなるので、まずは目の疲れをスッキリと解消させていきましょう。しかし、緑内障に繋がりやすい生活習慣には、眼精疲労以外にも様々な点に気をつけておかなければならないことがあります。

そこで今回は「ストレス」に注目してみることにしましょう。目の疲れは基本的に目を使うことによって生じるものですが、ストレスは日常的に誰もが感じやすいものです。そしてこのストレスもまた緑内障発症の要因として考えられているので、生活習慣を改善するなら過度なストレスにも十分注意しておきましょう。

ストレスを解消して心の中からリフレッシュ

皆さんが普段ストレスを感じやすいのはどのような時でしょうか?仕事で疲れている時、人間関係が上手く行かない時、睡眠不足になっている時、趣味が思う存分楽しめない時など、人それぞれストレスを感じるケースは異なるものですが、溜まったストレスを解消しなければならない状態であることに変わりはありません。重要なのはストレスを溜めないようにすること、既に溜まっているストレスを上手く解消していくことなので、まずは皆さんにぴったりなストレス解消法を見つけていきましょう。

やはり一番は自分が心から楽しめることを楽しむことが大切ですから、疲れやストレスを感じている時には皆さん自身が笑顔になることを始めてみると良いですね。趣味が思う存分楽しめていないことでストレスが溜まってしまっている皆さんも多いかと思いますが、そんな時も自分が楽しめる趣味に打ち込んでみることを一番に考えてみましょう。嫌なことを忘れるというよりも、趣味に打ち込むことで自分を楽しめる気持ちを取り戻すイメージで、心の中からリフレッシュしてみてはいかがでしょうか?

またはぐっすり眠ること、身体を動かして運動不足を解消することなどもストレス解消には効果的です。普段から睡眠不足や運動不足である場合は、生活習慣に乱れが見られる分だけストレスも溜まりやすくなっています。基本的な生活習慣の改善はストレスの解消にも繋がりますから、毎日の生活に問題があれば、その問題を解決していくことからストレスを遠ざけていくことをおすすめします。

ストレスを感じながらも毎日の生活を楽しく!

ストレスは緑内障に限らず、他にも様々な病気の発症に影響してくるものです。いわゆる生活習慣病は、不規則な生活を送っていることが原因で発症しやすくなっていますが、緑内障も生活習慣病の一つとも考えることができます。不規則な生活をしていた結果が緑内障の発症、となる場合もありますから、まずはストレスを自ら遠ざけていく生活を心がけていきましょう。

もちろんストレスを全く感じない生活は有り得ませんので、少々のストレスには耐性を持つことも必要です。ストレスを全部無くしてしまうのではなく、ストレスを感じながらも上手く解消しながら毎日の生活を楽しくしていく努力をしていきましょう。

ただし、元々持っている性格自体がストレスを溜めやすいこともあるので、そのような場合は性格から見つめ直していくことも大切です。皆さんの性格自体に緑内障になりやすいかどうかの問題が見られることも考えられますから、次回は「緑内障気質」と呼ばれる性格の傾向について見ていくことにしましょう。

緑内障に繋がりやすい生活習慣1目の使い過ぎによる「眼精疲労」

健康維持のための規則正しい生活

緑内障と生活習慣は切っても切れない関係性です。生活習慣が不規則になれば、その分だけ緑内障にもかかりやすくなってしまうものです。緑内障を発症しないよう予防するためには、まず皆さんが毎日の生活を少しでも健康的な生活に変えていくことが欠かせません。

眼科では検査によって目の状態を診ることができ、その結果によって緑内障になりやすいかどうかが分かりますが、検査結果に問題がない場合でもやはり大切な目を守るためには健康的な生活を送ることが必要不可欠です。現在生活が不規則になりがちな皆さんは、この機会に自分自身の生活と今後の健康について今一度よく考えてみることをおすすめします。

もちろん、目だけではなく身体も心も不規則な生活によって何らかの病気に冒されてしまうこともあるものです。緑内障に限らず、皆さん自身の健康維持のためにも規則正しい生活を心がけていきましょう。

緑内障に繋がりやすい「眼精疲労」

そして今回も生活習慣に関わる問題を考えていきますが、今回は緑内障発症に繋がる「疲れ」について考えていきたいと思います。中でも「眼精疲労」は目を中心に様々な疲れの症状が現われるので、早めの対処が必要となります。緑内障に繋がりやすい生活習慣は、食事や運動などの基本的なものだけではなく、毎日生活を送る上で溜まってきた疲れも大きく関わっています。

毎日のように身体が疲れている、肩こりがひどい、腰痛に悩まされているなど、疲れが身体に現れ出てきてしまっている皆さんも多いのではないでしょうか?眼精疲労もこのように疲れが身体に現れ出てくるタイプの一つで、目の周りの筋肉が固まってしまったり、血行が悪くなってしまったり、場合によっては頭痛や吐き気をもよおすこともあります。

特に普段から目をよく使う皆さんに現れやすい症状なので、パソコンの画面と長時間向き合っていなければならないデスクワークをしている皆さん、細かい作業で目を酷使している皆さんなどは、眼精疲労が溜まりやすい傾向があります。人によっては疲れを感じないまま同じ作業を長時間続けてしまうこともありますが、疲れは少しずつ蓄積されていくので、気付いた頃には眼精疲労が溜まってしまっている、ということも少なくありません。

仕事の合間に簡単にできる眼精疲労対策

では、眼精疲労を溜めないようにするためにはどのようなことに気をつけておけば良いのでしょうか?まず眼精疲労は目を中心とした疲れであることを認識しなければなりません。眼精疲労から肩こりになったり頭痛が起きたりすることもありますが、疲れの原因は目にあるので、目の疲れを取ることを第一に考えていきましょう。

そこでおすすめなのが、簡単にできる目のエクササイズです。皆さん自身が目に疲れを感じる前に対処することがベストですが、少々疲れを感じていてもエクササイズをすることで疲れは徐々に解消されていきます。仕事の合間にもできますから、休憩をしながら目の筋肉をほぐしてあげましょう。眼精疲労が溜まるとストレスも感じやすくなるので、仕事への集中力も弱まってしまいます。改めて仕事に励むためにも、眼精疲労が溜まりやすい習慣を改善していくようにしましょう。

その他にもエクササイズだけではなく目の周りにあるツボを押したり、目の周り全体を蒸しタオルで温めたりすることも眼精疲労の解消に効果的です。いつまでも健康な目を保つためにも、目には疲れを溜めないよう注意しておきましょう。また、眼精疲労と同様にストレスもしっかり解消することで、緑内障予防へと繋がっていきます。次回も緑内障に繋がりやすい生活習慣として、ストレス対策について考えていきたいと思います。

不規則な生活習慣とさよなら!緑内障予防は毎日の生活の中から始めて

眼科で定期的な検査を受けることで、皆さんの目の状態をその都度細かく診ることができます。緑内障の進行を予防するためにも必要不可欠となっていますから、まずは検査を受けることを欠かさないようにしましょう。もちろん検査を受けるだけではなく、皆さん自身で緑内障を予防していく努力をすることも大切です。今回は毎日の生活に焦点を当てて、緑内障予防について考えていくことにしましょう。

一番問題に感じている生活習慣から改善

皆さんは毎日どのような生活を送っていますか?仕事で朝が早く夜が遅い、食事を摂る時間が決まっていない、睡眠時間が極端に少ない、慢性的な運動不足になっている、疲れやストレスに悩まされている・・・などなど、規則正しい生活とは程遠いような生活習慣である皆さんも多いのではないでしょうか?実はこうした生活習慣の乱れが緑内障の発症繋がってしまうこともあるので、もし生活が不規則になってしまっている場合は、すぐにでも規則正しい生活に改善していくことが必要です。

と言っても、すぐにお手本のような規則正しい生活に変えることは難しいので、皆さんが今一番問題だと感じていることから改善していくことをおすすめします。

時間は短くても質の良い睡眠を

例えば、仕事で朝が早く夜が遅いという皆さんは、睡眠時間にも大きく影響してきますよね。極端に睡眠時間が短くなってしまい、毎日寝不足の状態で仕事をしている皆さんも多いかと思います。その結果として疲れやストレスも溜まりやすくなりますから、緑内障の発症要因は増えていくばかりです。

この場合の根本的な原因としては、やはり睡眠時間が十分に取れていないことが考えられるので、まずは睡眠時間を少しでも長く取れるよう、生活習慣の中でも睡眠を重要視しておきましょう。翌日に疲れが残らないようにたっぷり睡眠時間を取ることがベストですが、どうしても睡眠時間が短くなってしまうような場合は、短時間でも質の良い睡眠を取ることに集中すると良いでしょう。

布団に入ってすぐに眠れるように、睡眠前のパソコンやテレビなどは避ける、軽くストレッチをしてから寝る準備をする、翌日の仕事に対する不安などは一切忘れて睡眠に集中するなど、短時間でもぐっすりと眠れるような質の良い睡眠を目指していくことを第一に考えてみてください。

緑内障を発症するリスクが高まる不規則な生活

以上では睡眠について見てきましたが、毎日の生活で問題となりやすい習慣としては、睡眠だけではなく食事の時間や栄養バランス、運動、タバコやお酒などの嗜好品、過度の疲れやストレスなども挙げられます。緑内障はこうした生活習慣に関わる多くの要因が影響して発症する病気でもありますので、検査を受けて問題がなかった場合でも、今後緑内障を発症するリスクが高くならないよう、生活習慣の乱れは早めに改善するよう心がけましょう。

特に現代人は疲れやストレスが溜まりやすく、人によっては解消法が分からず、さらなるストレスに悩まされることも少なくありません。次回は私達が抱えやすい疲れの面から「眼精疲労」に注目して緑内障の予防法について考えていきたいと思います。

眼精疲労が溜まることで直接的に緑内障を引き起こす原因が作られるわけではありませんが、目の疲れを放っておくと緑内障を始めとした様々な目の病気にかかりやすくなることは事実です。仕事などで気付かないうちに眼精疲労が溜まっているという皆さんも多いですから、普段から目を使うことが多いという皆さんはぜひ次回のアドバイスを参考にしてみてくださいね。

緑内障の予防にはまず何が必要?欠かせないのは眼科で受ける検査

緑内障を発症しにくくするための予防法

前回は「緑内障の予防は自分ができることから」ということで、様々な予防法について見てきました。これから緑内障予防を始めていく皆さんは、こうした予防法を参考にまずは今日からできることを始めてみてください。

生活習慣の改善などは今からでもできますし、眼精疲労やストレスへの対策や解消法についても、すぐに始められるものとなっています。予防をすれば緑内障になることはないという保障はありませんが、予防をしておく場合としていない場合とでは緑内障の発症リスクに大きな違いが現れてくるものです。

絶対に緑内障を発症しないという状態を作ることは不可能でも、緑内障にかかりにくい状態を作ることはできますので、皆さんも自分ができることから緑内障予防を始めていきましょう。そこでまず必要となっているのが「眼科の緑内障検査」です。今回は緑内障の検査による予防法について見ていきたいと思います。

かかりつけの眼科で緑内障検査

緑内障であるかどうかを診断するためには、眼科で行なわれている検査を受けることが必要不可欠です。そして検査は緑内障予防にも欠かせないものとなっています。緑内障は自覚症状がないことから、皆さん自身で緑内障であることに気付くことは非常に少なく、知らない間に症状が進行してしまっていた、ということも珍しくありません。

進行スピードは人それぞれ異なりますし、ゆっくりと徐々に進行していくこともありますが、症状を放っておくとどんどん進行していってしまうのが緑内障の特徴でもあります。そのため、できるだけ早い段階で発症に気付くためには検査を受けることが重要となっているのです。これは皆さんに緑内障を発症している恐れがある場合にはもちろん、全く緑内障の心配をしていない場合も同様に当てはまります。

自覚症状が見られないのですから、皆さん自身が緑内障に対する不安を感じていなくても、実際には緑内障を発症しやすい状態になってしまっていることも考えられます。緑内障を発症しやすいかどうかも検査によって判断することができるので、緑内障の予防にはまず検査が必要とされているというわけです。

皆さんも緑内障を予防したいのであれば、かかりつけの眼科で検査を受けて目の状態をよく診てもらうようにしましょう。かかりつけの眼科がない場合には、これを機会に信頼して任せられる眼科を探してみることもおすすめです。緑内障は誰にでも発症の恐れがある病気ですから、何かあった時のためにもすぐに症状を相談できる眼科を探してみてくださいね。

緑内障の検査ってどんなことをするの?

以上が緑内障予防にまず必要となる眼科での検査についてのお話となります。具体的な検査内容としては、眼圧の数値を測る「眼圧検査」、視神経や網膜の状態を診る「眼底検査」、見えている視野の範囲を測る「視野検査」、隅角の状態を診る「隅角検査」などが挙げられます。緑内障の検査は一つだけではなく、様々な検査結果を照らし合わせることで診断していきます。いくつかの検査を受けることで皆さんがどのようなタイプの緑内障になりやすいかについても分かるので、自分自身の目の状態をよく知っておくためにも早めに検査を受けておきましょう。

ただ、一度だけ検査を受ければ安心というわけでもありません。緑内障は自覚症状がないまま進行していきますから、現段階では問題がなくても、徐々に症状が悪化していくこともあります。検査は定期的に受けることがベストですし、何か不安があればすぐに医師に相談しましょう。こうした心がけが緑内障の予防へと繋がっていきます。次回は皆さん自身でできる心がけとして「毎日の生活から緑内障を予防する」という方法について見ていくことにしましょう。

まずは自分ができることから!緑内障をどんな方法で予防していくか

完治することがない緑内障でも、予防することで発症を防ぐことは可能です。むしろ完治しない病気だからこそ、予防が重要となっていますので、まずは自分ができることから始めていきましょう。それが緑内障の予防において忘れてはならないことです。緑内障予防のために無理をしても心身に負担をかけてしまうだけですし、反対にそれほど努力をしているつもりがなくても緑内障予防に繋がることもあるものです。今回は「緑内障をどんな方法で予防していくか」について様々なポイントを見ていくことにしましょう。

眼科の検査で緑内障予防

まずはここで大まかな緑内障の予防法について見ていきますが、次回からは一つ一つの予防法をより詳しく見ていきたいと思います。緑内障の予防法は一つだけではありませんし、いくつかの予防法を平行して試していくことも効果的です。とは言え、何でもかんでも予防法を試していれば良いというわけでもなく、自分ができること且つ必要なことに焦点を当てることも大切です。

中でも必要な予防法としては「眼科での検査」が挙げられます。眼科では緑内障を調べるための検査が行なわれています。検査を受けることによって自分自身の目の状態をチェックできるので、緑内障になりやすい状態か、緑内障の心配がないか、または緑内障を発症してしまっているか、といったポイントを診てもらうことが可能となっています。

緑内障は自覚症状の見られない病気ですから、検査を受けないことには早期に発見することは難しく、発見が遅れることで症状がかなり進行してしまうケースも少なくありません。眼科での検査は緑内障の予防にも緑内障の早期発見にも役立つものなので、まずは検査を受けることを予防法の一つとして考えておきましょう。

毎日の生活習慣から緑内障予防

そして検査を受けるだけではなく、皆さん自身ができることについても考えていくことが必要となります。緑内障予防のために皆さんが自分自身でできることはたくさんありますが、やはり重要となっているのが「毎日の生活習慣」ですね。生活習慣が不規則になっている、という皆さんはとても多いかと思います。

実は緑内障は生活習慣が関わっている病気でもあるため、不規則な生活を続けていることで緑内障の発症要因を作り出してしまうこともあるのです。毎日生活を送る上で不規則になりがちなことがあれば、まずはそこから改善していきましょう。緑内障予防のための生活改善は、他の病気の発症を予防することにも繋がりますので、健康を第一に考えた生活を心がけてみてください。

眼精疲労やストレスの解消で緑内障予防

その他、緑内障は目の病気ですから、目を疲れさせないようにすることも大事な予防法です。辛い仕事で眼精疲労を溜め込んでしまっている皆さんはいませんか?眼精疲労は緑内障の発症要因でもあり、肩こりや首こりなど身体的な症状にも繋がる大きな原因です。日頃から目を大切にすることで緑内障を予防していくことができますので、眼精疲労対策も予防法の一つとして考えておきましょう。

また、ストレスが溜まっていることも悪い影響として緑内障に関わってきます。眼精疲労だけではなく、ストレスも解消することが大事ですし、皆さん自身の性格自体に緑内障の発症要因が隠されていることもあるものです。これは「緑内障気質」と呼ばれるものですが、緑内障気質については他の記事で詳しく見ていきますので、そちらも参考にしてみてください。このように緑内障の予防法は様々あります。次回はまず「眼科での検査」での緑内障予防について見ていきましょう。

緑内障はどうして治らない?完治しないからこそ前もった予防が必要

緑内障はどうして治らない?

前回は緑内障は予防することが第一の対処法、とお話ししましたが、なぜ緑内障には予防が必要なのかというと、それは緑内障が完治しない病気だからです。緑内障は発症すると完治することがないため、皆さんは一生緑内障と離れることはできません。

もちろん、発症後は治療も行ないますし、治療を続けていくことで症状も緩和していきます。ただ、それは症状が楽になるということで完治するということではありません。完全に緑内障が治るわけではないので、まずは「病気が発症したら完治はしない」としっかり理解しておくことが大切です。

また、なぜ緑内障が完治しない病気であるか、といった問題についても考えておく必要があります。緑内障という病気と向き合うためには、病気の特徴をよく把握しておくことが重要となりますから、ここでは予防法を紹介する前に緑内障が治らない理由について見ておきたいと思います。

緑内障のメカニズムと治療法

緑内障のメカニズムは簡潔に言うと、眼圧の上昇→視神経のダメージ→視野が欠けて狭くなる=緑内障の発症となります。これはあくまでも一般的な緑内障の発症メカニズムで、眼圧が上昇していないにもかかわらず緑内障を発症するケースもありますので、その場合は眼圧が正常値でも発症する「正常眼圧緑内障」についての理解を深めることが大切です。ただ、何らかの原因によって視神経がダメージを受けていることには変わりなく、ほとんどの発症メカニズムは同じと考えて良いでしょう。

このようにして発症した緑内障は、まず眼圧を下げることで症状を落ち着かせていきます。先ほど例として挙げた正常眼圧緑内障についても、眼圧を下げないことには緑内障の症状を緩和させることができないので、正常値であっても薬によって眼圧を下げていくことになります。眼圧が下がると症状は徐々に落ち着いてきますが、この状態で緑内障が治ったというわけではありません。眼科で治療を受けても緑内障が治らないのは、治療自体が「眼圧を下げるための治療」であるからです。

完治させるためではない緑内障の治療

病気の治療はその病気自体を治すためのものと、病気の原因を取り除いたり抑制させたりするものがありますが、緑内障の治療に関しては後者となっています。緑内障自体を治すことになると、ダメージを受けた視神経を元通りに働かせることができる状態にしなければなりません。つまり、視神経の働きを回復させて視野を元に戻さなければならないのです。

しかし、残念ながら現代の医療ではダメージを受けた視神経の働きを回復させることはできず、一度欠けてしまった視野を今までの状態に戻すことは不可能となっています。そのため、緑内障の治療は眼圧を下げるための治療であり、緑内障自体を完治させるための治療ではない、というわけです。

このような話を聞くと「完治しないなら緑内障の治療は受けない!」と考えてしまう皆さんもいるかもしれませんが、治療を受けることで症状は緩和できますし、何より症状を放置しておくとどんどん悪化していってしまうのが緑内障の怖いところです。緑内障の治療を受けないということは、いずれ失明してしまうリスクが高くなるということですから、自分自身の目を大切にしていきたいと思うなら、発症後は眼科の医師に従って治療を受けるようにしてください。

とは言え、ここでの主なテーマは緑内障の予防ですので、このような状態にならないようまずはできることから予防を始めていきましょう。次回は「どんな方法で緑内障を予防していくか」について考えていきたいと思います。

見える範囲が狭くなる「緑内障」は予防することが第一の対処法

意外と知らない「緑内障」という病気

よく耳にすることはあっても意外と知らない「緑内障」。皆さんはどんな認識で緑内障という病気と捉えているでしょうか?目の病気には「白内障」や「網膜症」など様々な症状がありますが、緑内障はまたこれらの病気とは違った症状が現れます。

一言で言うと、緑内障は「視野が欠けて狭くなる病気」です。私達の目には「視神経」がありますが、視神経がダメージを受けてしまうとしっかり働くことができなくなり、視野が欠けるという症状として現れてきます。その結果、視野が狭くなって物が見えづらくなってしまうのです。

緑内障になると今まで問題なく見えていた物でも、一部が欠けて見えたり視界自体がかすんで見えたりするので、皆さん自身でも症状に気付きやすいと思われがちですが、実は緑内障は自覚症状のない病気としても有名です。既に視野が欠けて見える範囲が狭くなってきているように感じているようであれば、緑内障の症状はかなり進行していると考えられます。

緑内障は予防することが第一の対処法

こうした特徴を持つ緑内障を発症しないようにするためには、まず「予防」が重要となります。緑内障は予防することによって発症を妨げ、進行中である症状も抑制していくことができる病気ですから、予防することが第一の対処法となっているのです。このコラムでは緑内障の予防法について様々な面から見ていきたいと思いますので、緑内障の発症を予防したい皆さん、緑内障の進行を抑制したい皆さんはぜひ参考にしてみてくださいね。

また、予防法だけではなく、実際に緑内障を発症してしまった場合の対処法についても紹介していきたいと思います。緑内障は発症すると完治することができない病気ではありますが、発症後は治療を受けることで症状を改善・緩和させていくことが可能となっています。さらに治療と併せて症状進行の予防をすることによって、より症状を良い状態に導いていくこともできます。

発症後は生涯緑内障という病気と離れることはできませんが、どうしたら緑内障と上手く付き合っていくことができるか、といった問題について考えることで、病気への意識やこれからの生活にも変化が現れてくることかと思います。まずは緑内障という病気をよく知ること、そして予防をしていくことから見ていくことにしましょう。

緑内障のタイプと予防法

緑内障の予防は非常に様々なものが関わっています。皆さんが自らできる予防法もあれば、眼科の医師に協力してもらうことが必要となる予防法もありますから、予防と一言で言っても目の状態や緑内障の進行状態によって異なることもある、ということをしっかり理解しておくようにしてください。

緑内障はいくつかタイプがあるので、全員が同じタイプの緑内障を発症することになるわけではありません。眼圧が高くなることで緑内障になってしまう人もいれば、眼圧は高くないのに緑内障になってしまう人もいる、という一例もあるように、眼圧という原因だけでも異なるタイプの緑内障を発症することになります。

しかし、緑内障の発症後は完治しないという問題には変わりはありません。どんなタイプの緑内障でも発症後は完治せず、生涯病気と付き合っていくことになります。だからこそ前もった予防が必要となるわけですが、緑内障は眼科で治療を受けることもできる病気です。では、なぜ緑内障は治療をしても完治させることができないのでしょうか?次回は「どうして緑内障は治らないの?」という疑問について見ていきたいと思います。

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