緑内障以外の目の病気にも気をつけて

白内障・飛蚊症・ドライアイ、緑内障以外の目の病気にも気をつけて

緑内障と併発しやすい「白内障」

これまで緑内障という病気について見てきましたが、今回は緑内障以外の目の病気について少し紹介しておきたいと思います。と言うのも、目の病気には様々な症状があり、中には緑内障と併発する恐れがあることも考えられるからです。前回、最後の方でお話ししたように、目の水晶体が白く濁る「白内障」という病気は緑内障と併発するケースが多いので、現在緑内障を発症している皆さんはもちろん、白内障を患っている皆さんも二つの症状の併発には十分に気をつけておきましょう。

白内障は不溶性蛋白と呼ばれる成分が水晶体に増加することで白く濁り、物が見えにくくなるという症状が現れます。視野が欠けてしまう緑内障とは違った症状が現われる病気ですが、どちらも年齢が高くなるにつれて発症率が高まるという特徴を持っているので、併発することが多いのです。

併発を避けるためには、やはり定期的に眼科に通って目の状態を診てもらうなど予防をしておくことが必要です。白内障も緑内障と同様、年齢に勝てない部分が大きい病気ではありますが、まずは症状が悪化しないよう予防することから始めていきましょう。

活性酸素が原因で発症する「飛蚊症」

また「飛蚊症」という病気に関しても年齢が関係しているため、老化による目の異常は予防することができてもなかなか避けがたいものとしても考えられています。飛蚊症は視界に点状や糸状の浮遊物が見える病気で、老化だけではなくストレスなどによっても生じやすい病気とされています。

原因は「活性酸素」が溜まっていることと考えられており、活性酸素が溜まりやすい状態になっていると飛蚊症を発症するリスクも高まると見られています。年齢を重ねることもストレスを感じることも活性酸素を溜め込みやすくなりますが、その他にもたくさんの紫外線を浴びる、パソコンやスマートフォンなどのブルーライトを浴びる、といった行動も飛蚊症の発症に繋がりやすくなっているので注意しておきましょう。

外出時の紫外線対策はもちろん、パソコンやスマートフォンの画面に向かう時はブルーライトをカットする機能のあるメガネをかけるなど、目の健康を守るための対策を取っておくことをおすすめします。ブルーライトに対応しているレンズのメガネは様々なショップで販売されていますから、メガネ選びを楽しみながら予防をしてみてはいかがでしょうか?

目の表面が乾いてしまう「ドライアイ」

このような白内障や飛蚊症は、言わば一般的な目の病気として知られていますが、皆さん自身があまり病気とは感じていない目の変化も実は病気の一種であることも考えられます。例えば、目の表面が乾くことで生じる「ドライアイ」は目が痛くなったり急に涙が出たりといった症状が現れますが、このドライアイもまた目の病気の一つに当てはまります。

ドライアイは主にパソコンやスマートフォンなどの画面、テレビやゲームの画面に長時間向き合うことによって発症しやすく、現代人に増えてきている病気としてしっかりとした予防が必要とされています。仕事でよくパソコンを使うという皆さんは、長時間画面を見つめていると目がしばしばしたり目が乾いたりすることはないでしょうか?もしこうした症状が頻繁に見られるようであれば、慢性的なドライアイになってしまっていることが考えられます。

ドライアイは角膜または結膜がダメージを受けてしまっている状態なので、できるだけ早めの対処が必要です。目に違和感がある場合はすぐに眼科に行き、目の状態をよく診てもらうようにしましょう。目の病気を改善するためには、眼科を受診することが先決です。ただし、生活面でも気をつけていくべきことはたくさんありますので、次回からは緑内障の改善法について見ていくことにしましょう。